この記事の要約
myfans、Fantia、CandFans、OnlyFansは、手数料率だけでなく、振込手数料、入金サイクル、決済環境、ファン層まで含めて比較する必要があります。表面上の料率だけでは、実際の手取りを判断しにくいです。
この記事では、月30万円売れた場合の手取り額をもとに、各プラットフォームの違いを整理します。手数料や決済条件は変わる可能性があるため、契約や移行前には最新の公式情報を確認してください。
「結局どこが一番手元に残るんですか」。この質問に、比率だけで答えている記事が多すぎるので、実際の金額で答えます。先に結論を言うと、月30万円の売上なら、プラットフォーム選びだけで手取りに月2万円以上、年間で27万円の差が出ます。約70名を見てきた立場から、myfans・Fantia・CandFans・OnlyFansの4つを、手数料率だけでなく振込手数料・入金サイクル・決済環境まで含めた「実際に口座に入る額」で比較します。
なお手数料は改定されることがあるので、この記事の数字は2026年時点のものです。契約や移籍の判断前には、必ず各プラットフォームの最新の規約を確認してください。
まず一覧表。月30万円売った場合の手取り額

※OnlyFansはドル建てのため、為替レートと送金手数料でさらに目減りします。
最上段と下2段の差は月22,500円、年間27万円。同じ動画を、同じ労力で売った場合の差です。売上を27万円増やすのにどれだけの労力がかかるかを考えれば、手数料は「先に取っておくべき利益」だと分かるはずです。
myfans。招待コードの5%は、使わない理由がありません
myfansの販売手数料は通常17.5%、招待コード経由の登録で12.5%になります。この5%差は恒久的に効くので、これから始める人が招待コードなしで登録するのは、毎月の手取りを黙って5%捨てる行為です。月30万円なら月15,000円、月100万円なら月5万円の差になります。手数料の分解と、月100万売った時の実際の振込額のシミュレーションは手数料の記事に書いた通りです。
見落とされがちな加点要素が2つあります。振込手数料が無料であること(少額のうちは地味に効きます)と、急ぎの資金需要には手数料5%のEx出金で最短翌営業日に現金化できることです。弱点は入金サイクルで、月末締め・翌々月5日払いのため、開設から初入金まで最長2ヶ月半の空白があります。運営目線では、女の子が一番飛びやすいのがこの空白期なので、ここは報酬設計側でカバーする前提です。
Fantia。数字より先に「Visa・Masterが使えない」を見てください
Fantiaの手数料はカテゴリ制で、実写系は17.5%、イラスト等の非実写系は12.5%です。実写で比べると、myfansの招待コードあり(12.5%)に対して5ポイント不利、さらに振込のたびに330円かかります。
ただ、Fantiaの本当の論点は手数料ではありません。2024年5月からVisa・Mastercardが利用停止のままで、日本のクレジットカード利用者の大半を占める決済手段が使えない状態が続いています。手数料は「売れた後」の話ですが、決済手段の制限は「売れるかどうか」そのものに刺さります。課金したくてもカードが通らないファンは、静かに離脱するだけです。手数料改定・Visa停止・モザイク規制まで含めた実写系の比較はFantia比較の記事で詳しく書きましたが、実写メインなら現状、数字面でFantiaを選ぶ理由は薄い、が結論です。二次元・同人系のファン層とグッズ販売機能はFantiaの独壇場なので、あくまで「実写系なら」の話です。
CandFans。手数料20%を、ランキング露出で取り返せるか
CandFansの手数料は20%で、4つの中ではOnlyFansと並んで最も高い水準です。月30万円で手取り24万円、myfans招待コードありとの差は月22,500円。入金も翌々月15日払いと、myfansより10日遅い。
それでもCandFansが選択肢に残るのは、プラットフォーム内のランキング・露出の仕組みで、新規でも内部からファンを拾える設計になっているからです。X集客が弱い立ち上げ期に、内部露出で初速を作る場としての価値はあります。実際、両方やった子の売上比率のデータと使い分けの考え方は併用戦略の記事に書いた通りで、私の結論は「主戦場はmyfans、CandFansは併用の2番手」です。手数料5〜7.5ポイント差を露出で回収できるかは、ジャンルとの相性次第です。
OnlyFans。日本人が選ぶ理由は、ほぼありません
OnlyFansの手数料は20%。数字だけならCandFansと同じですが、実際の手取りはさらに目減りします。売上がドル建てのため為替の影響を受け、海外からの送金コストもかかる。登録にはパスポートが必要で、サポートは英語。そして肝心のプラットフォーム内に、日本人クリエイターを探しに来る日本人ファンがほとんどいません。
海外ファン向けに英語で運用する明確な戦略があるなら別ですが、日本語で日本人ファン相手に売るなら、手数料・決済・身バレリスクのどの軸で見てもmyfansが上です。詳細な比較はOnlyFans比較の記事に書きました。
運営目線の補足。手数料差は「取り分の分母」に直結します
プロデューサー向けにもう一段だけ。女の子との報酬配分を「プラットフォームからの入金額」を分母にしている場合(それが推奨形です。理由は報酬配分の記事の通り)、手数料の差はそのまま分母の差になります。売上30万円・入金額基準の5:5なら、myfans招待コードありで双方131,250円、CandFansなら双方12万円。プラットフォーム選びのミスは、運営と女の子の両方の手取りを同時に削るということです。移籍や併用を考えるときは、手数料率の見た目ではなく、この表の「口座に入る額」で判断してください。
よくある質問
Q. 手数料が一番安いサービスを選べばよいですか?
A. 手数料は重要ですが、それだけで選ぶのは危険です。ファンがいる場所、決済しやすさ、入金サイクル、規約、ジャンルとの相性まで含めて判断する必要があります。
Q. myfansの招待コードは使うべきですか?
A. 条件によって手数料が下がる場合があるため、利用できるなら確認する価値があります。ただし、適用条件や料率は変わる可能性があるため、登録前に公式情報や管理画面で最新条件を確認してください。
Q. FantiaやCandFansと比べてmyfansは手取りが多いですか?
A. 記事内の条件ではmyfansが有利になるケースを示していますが、実際の手取りは手数料率、決済環境、為替、振込条件、売上構成によって変わります。自分のジャンルとファン層に合わせて比較してください。
Q. 複数プラットフォームを併用すると手取りは増えますか?
A. 増える可能性はありますが、運用の手間も増えます。主戦場を決めたうえで、併用先は取りこぼし回収やリスク分散として考える方が現実的です。
Q. 手数料や振込条件は今後変わりますか?
A. 変わる可能性があります。決済会社やプラットフォームの方針によって条件が変わることがあるため、記事の数字だけで判断せず、契約前や移行前に公式情報を確認してください。
まとめ
月30万円の売上で、手取りはmyfans招待コードあり262,500円、通常247,500円、Fantia実写247,170円、CandFans・OnlyFans240,000円。最大で月22,500円、年間27万円の差です。実写系の結論はシンプルで、myfansを招待コード経由で始める。Fantiaは決済制限が解けない限り実写では不利、CandFansは内部露出目的の併用2番手、OnlyFansは海外戦略がない限り選外。そして手数料の差は、運営と女の子の取り分の両方を削る固定費です。売上を増やす努力の前に、まず漏れている手数料を止めてください。それが一番簡単な増収です。
自分の売上規模とジャンルでどの構成が最適か試算したい方は、お問い合わせから現状(月売上・ジャンル・現在のプラットフォーム)を送ってください。実額ベースでお答えします。





