この記事の要約
myfansの手数料は通常17.5%で、条件によって招待コード経由で12.5%になる場合があります。
手取りは手数料だけでなく、価格設計、PPV、入金タイミング、税務、集客導線でも変わるため、最新条件を確認しながら判断しましょう。
月100万円売った子の口座に、実際いくら入るのか。
先に答えを書きます。824,750円です。招待コードを使って始めた子なら874,750円。同じ売上で、月5万円、年間60万円の差がつきます。
「まいふぁんず」「マイファンズ」の読みで検索してたどり着いた方もいると思いますが、正式名称は英語表記のmyfansです。この記事では、myfansの手数料17.5%の中身と、12.5%に下げる方法、そして売上がどういう流れで口座に着地するのかを、実際の振込画面を4年間見続けてきた立場から分解します。
僕はアダルトファンクラブ業界で女の子のプロデュースを4年ほどやっていて、これまで約70名を担当してきました。自己紹介がわりの経緯は最高月収3,200万円のmyfansプロデューサー実態記事に書いているので、初めての方はそちらを。
手数料17.5%の中身。追加で引かれるものは基本ない
myfansのクリエイター手数料は売上の17.5%。つまり取り分は82.5%です。
この17.5%に決済手数料が含まれているのがポイントで、クレジットカードの決済手数料を別途引かれる、みたいなことはありません。登録料も月額利用料もゼロ。売れなければ1円も引かれない構造です。
70名見てきて、ここを勘違いしている子が意外と多かった。「カード決済の手数料が別で3%引かれるんですよね?」と聞かれたことが何度もありますが、引かれません。売上の82.5%がそのまま報酬残高に積まれます。
ひとつ紛らわしいのが、ファン側の購入手数料5%です。ファンが1,000円のプランに入ると、ファンの支払いは1,050円になる。この5%はmyfansが取るお金で、クリエイターの手取りには一切関係ありません。「ファンに1,050円払わせてるのに、私には825円しか入らない」という構造に最初は驚くと思いますが、これはどのプラットフォームでも似たようなものです。
myfansの仕組み全体(サブスク・PPV・チップの構造)については以前の記事で書いているので、そもそもの構造から知りたい方はこちらを先に読んでください。
招待コードで12.5%になる。知らずに始めた子が一番損してる
myfansには招待コード制度があって、これを使って登録すると手数料が17.5%から12.5%に下がります。取り分でいうと82.5%が87.5%になる。
たった5%と思うかもしれませんが、月100万売る子なら月5万円、年間60万円です。撮影機材が余裕で買える金額が、登録時にコードを入れたかどうかだけで消えます。
僕が担当してきた子で一番もったいなかったのは、自力で登録して半年活動したあとにうちに来た子でした。半年の売上が合計300万円ちょっと。コードなしの17.5%で走っていたので、単純計算で15万円を余分に払っていたことになります。本人は手数料率のことを知りもしなかった。
招待コードは、既にmyfansで活動しているクリエイターや、事務所・プロデューサー経由で入手するのが一般的です。ここで一つ注意を。「招待コードあげるから所属して」を口実に、中身のない契約を結ばせる事務所が実在します。 コード自体にはクリエイター側の義務は発生しないのに、それをエサに売上の50%を取る契約を持ってくる。手数料5%を節約するために売上の半分を差し出したら本末転倒です。事務所や運用代行の契約で見るべきポイントはmyfansの事務所・運用代行の見分け方にまとめてあります。
月100万円売った時の、実際の振込額を計算する
ここが本題です。月100万円の売上構成として、僕が見てきた中で標準的な「月額プラン70万円+PPV(単品販売)30万円」のケースで計算します。
通常(手数料17.5%)の場合
売上 1,000,000円
手数料 △175,000円
報酬 825,000円
振込手数料 △250円前後
着金 824,750円
招待コードあり(12.5%)の場合
売上 1,000,000円
手数料 △125,000円
報酬 875,000円
振込手数料 △250円前後
着金 874,750円
振込手数料は数百円レベルなので誤差ですが、時期によって変わる可能性があるので正確な額は管理画面で確認してください。
そしてここからが、初心者が一番見落とすところです。この振込額は税引き前です。 ここから所得税と住民税が来ます。月100万を12ヶ月続けたら年商1,200万円。経費を引いても、税金は百万円単位で発生します。振り込まれた金額を全部使った子が翌年の納税で詰む、というのは業界の定番の事故で、僕も2人見ました。確定申告と副業バレ対策については別の記事で詳しく書く予定なので、公開したらここにリンクを張ります。
振込は「翌々月5日」。この2ヶ月のラグで飛ぶ子がいる
myfansの振込サイクルは月末締め・翌々月5日払いです。1月の売上は3月5日に振り込まれる。最低振込額は5,000円。
初月から売れた子でも、最初の入金までは2ヶ月以上かかります。この期間を甘く見てはいけません。撮影費・衣装代・ネイル代と先出しが続くのに入金がない期間で、モチベーションが切れて消えていく子を何人も見ました。3ヶ月で辞める子の共通点についてはmyfansで伸びる子と伸びない子の違い書いた通りで、資金繰りの見通しの甘さはその一因です。
どうしても早く現金が必要な時のために、Ex出金という機能があります。手数料5%で最短翌営業日に振り込まれる。ただし5%です。せっかく招待コードで12.5%にしても、Ex出金を使ったら実質17.5%に戻る。僕は緊急時以外は使わせません。Ex出金が常態化している子は、だいたい生活設計側に問題があります。
他社と比べて17.5%は高いのか安いのか
結論、国内で実写アダルトをやるなら現状もっとも妥当な水準です。ざっくり並べます。
myfans: 17.5%(招待コード12.5%)。翌々月5日払い
CandFans: 20%。翌々月15日払い
Fantia: 2025年12月の改定後、実写17.5%・非実写12.5%。さらに購入者側に8%の手数料が新設。加えてVisa/Mastercardが使えない状態が続いており、ファンが課金したくてもできない場面がある
OnlyFans: 20%。海外サービスなので為替の影響を受け、出金のハードルも国内勢より高い
Fantiaは以前「手数料10%で最安」と言われていましたが、改定でその優位はほぼ消えました。数字の話以前に、決済手段が細っているのが実務では致命的です。ファンがカードを出した瞬間に弾かれる機会損失は、手数料率の差なんかより遥かに大きい。プラットフォームのルール変更ひとつで前提が崩れるリスクについてはmyfansとCandFansの比較記事で書きました。

手数料を気にする前に、売上側の設計を直せ
最後に、プロデューサーとしての本音を。
手数料17.5%か12.5%かで悩む時間があるなら、プラン価格とPPVの設計を見直した方が10倍儲かります。手数料の差は最大5%。でも価格設計のミスは売上を平気で半分にします。月額500円で消耗している子が980円に上げただけで売上が1.7倍になった例を、僕は実際に担当した子で見ています。
手数料は登録時に招待コードを入れる。それで終わり。あとは売る側の設計に全部の時間を使ってください。
よくある質問
Q. myfansの手数料は何%ですか?
A. 記事作成時点では、通常の手数料は17.5%として計算しています。ただし、手数料や条件は変更される可能性があるため、最新情報はmyfans公式の案内や管理画面で確認してください。
Q. 招待コードを使うと手数料は下がりますか?
A. 条件によって、招待コード経由で手数料が12.5%になる場合があります。ただし、適用条件や期間が変わる可能性があるため、利用前に最新の条件を確認する必要があります。
Q. 月100万円売れた場合の手取りはいくらですか?
A. 単純計算では、手数料17.5%なら824,750円前後、12.5%なら874,750円前後が目安になります。ただし、税金、経費、振込条件、その他の控除は別で考える必要があります。
Q. myfansの振込日はいつですか?
A. 記事内では翌々月5日を前提に説明していますが、振込条件は変更される可能性があります。実際の入金日は、公式情報や管理画面で必ず確認してください。
Q. FantiaやCandFansと比べて手数料は高いですか?
A. 手数料率だけで単純に判断するのは危険です。決済環境、ファン層、集客導線、規約、入金タイミング、運用しやすさまで含めて比較する必要があります。





