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LOK NOTEのmyfans分析|AIフィクション型集客の注意点

LOK NOTEのmyfans分析|AIフィクション型集客の注意点

myfansの月間総合クリエイターランキング1位に、異質なアカウントが座っています。LOK NOTE。投稿29本、フォロワー30.5K、いいね24.3K。活動期間はまだ短いのに、美女ジャンル日間1位、素人・ハメ撮りジャンルでも2位を同時に取り、年間ランキングでも既に21位。2日に1本のペースで「流出」し続けるこのアカウントの正体を解剖します。

先に言っておくと、LOK NOTEは「上手い」アカウントです。集客設計が非常に秀逸で、myfansのクリエイター全員が学ぶべき構造を持っています。ただし同時に、この手法には法的・倫理的に際どいラインがあり、そこも含めて分解するのが約70名を見てきた私の仕事です。

コンセプト。「合法リーク」というフィクションで欲望を設計している

LOK NOTEのプロフィールを読み解きます。「独自ルートで入手した、18歳以上の完全合法L●Kのハ〇撮りを勝手に流出中」。ここに全部詰まっています。

まず「L●K」。これは明らかにJK(女子高生)を連想させる伏せ字です。実際の出演者は18歳以上と明記していますが、マーケティングが喚起する欲望は「JKのリアル」に設計されている。投稿のサムネイルを見れば一目瞭然で、制服・学校・部活という学園モチーフ、「教育実習生喰い」「いじめ常習犯」「修学旅行」などの設定、そして「Page.XX」というナンバリングと女の子の名前。一つひとつの投稿が、架空の「晒しノート」の1ページとして設計されています。

次に「流出」。このコンテンツは流出ではありません。運営者が企画し、撮影し、編集し、投稿している通常のmyfansコンテンツです。しかし「流出」というフレームを被せることで、3つの効果が生まれます。①背徳感の演出(禁止されているものを見ている感覚)。②希少性の演出(いつ消されてもおかしくないという焦り)。③購入の心理的ハードルの低下(「買う」ではなく「見つけた」という体験になる)。消費者は「コンテンツを購入した」のではなく「流出動画を発見した」と自分に言い訳できる。この心理設計は、正直に言って見事です。

「削除依頼があったらすぐに消します」の一文も効いていて、「実在の人物の動画が、本人の意思に反して置かれている」というフィクションの強度を上げている。実際に一部のPage(1・2・6)は「依頼により削除済み」とされており、フィクションにリアリティを足すパーツとして機能しています。

L〇K NOTEの投稿の一例

X集客。「特定しました」はバズの完成形です

このアカウントが真に秀逸なのは、myfans側よりもXの集客設計です。Xアカウント(@DEATHJK_NOTE_)の投稿を見てください。

「【今日、人生終了しました。】今日〇きになりました出演高校生 東京都八王子市在住」 「【速報】幼少期から容姿端麗で子役に→ディ〇ニーのCMに出てた事がある→高校2年生でミスコン準グランプリ→修学旅行でハ〇撮りしたのがバレて流×」 「【特定しました】名前:○○○○ 住所:○○市」

これらは全部、AIで生成された架空の人物です。 実在の人物ではなく、実在の高校生でもない。しかしXのタイムラインを流し見しているユーザーには、リアルな「晒し・流出」投稿として刺さり、衝動的にクリックさせる構造になっています。1ポストで17万インプレッション、RT25、いいね403。この数字を投稿29本・活動期間数ヶ月で叩き出している。

構造を分解すると3層です。第1層:衝撃と好奇心でインプを取る(「人生終了」「特定しました」)。第2層:架空の人物プロフィールで物語を与える(名前・住所・経歴・身体的特徴)。第3層:myfansへの導線(「動画はこちら↓」)。見ている側は、特定の人物の流出動画が見られると思ってmyfansに飛ぶ。実際にあるのは、その「設定」に沿って撮影された、18歳以上の別人による演技コンテンツ。入口の欲望と出口の商品は別物だが、間に物語を挟むことで、その断絶を感じさせない。これがLOK NOTEの集客の核心です。

しかもこの構造は凍結に耐える。Xアカウントは当然のように凍結されますが、手法自体がアカウントに依存していません。新しいアカウントで同じフォーマットの投稿をすれば、また同じようにバズる。アカウントが消耗品として回る設計はアダアフィの構造と同じですが、LOK NOTEの場合は「投稿フォーマットの再現性」が異常に高いので、凍結のダメージがさらに軽い。

プラン設計。少数精鋭×高単価×アーカイブ課金

myfans側の設計も合理的です。2つのプラン構成で、無期限見放題(¥2,988/月)と2ヶ月見放題(¥2,388/月)。差は過去動画のアーカイブにアクセスできるかどうかで、上位プランはコンテンツが増えるほど価値が自動的に上がる設計です。1本あたり¥171(¥4,980÷29本)という「コスパの可視化」もプロフィールで行っている。

投稿は30〜60分の長尺が中心で、「完全素人・完全顔出し」という訴求。2日に1本、月12〜15本のペース。作品ごとに別の女の子と設定がつくので、飽きにくく、同時に「次は誰が晒されるのか」という連続ドラマの引力が働く。Page番号のナンバリングは、コンテンツにコレクション性を持たせる仕掛けで、抜けた番号は「集めたい」欲を刺激します。

おすすめのプラン料金:¥4,980 → 1本あたり¥171!だ

このアカウントの問題点。線の際を走っている自覚はあるはずです

ここからは、分析者として書くべきことを書きます。LOK NOTEの設計は「うまい」ですが、際どいラインを複数同時に踏んでいます。

①未成年を連想させるマーケティング。 出演者が18歳以上であっても、「JK」を想起させる伏せ字、学校設定、制服、「高校生」「校内」といったXの投稿は、プラットフォームの規約と社会的な批判の両面でリスクを抱えています。myfans側は「18歳以上の完全合法」と書いていますが、Xの集客ポストは別の印象を与えています。この齟齬は、運営側が意図的に作っている「グレー」です。

②「特定」「晒し」の娯楽化。 架空であっても、名前・住所・身体的特徴を並べて「特定しました」と投稿するフォーマットは、実在のリベンジポルノや特定行為と同じ文法です。このフォーマットがバズるということは、本物の被害と同じ好奇心の回路を使っているということでもあります。

③「流出」フレームの法的リスク。 コンテンツが合意の上で撮影されたものなら、「流出」「勝手に」というフレームはフィクションの演出です。しかし、出演者がこのフレーム(「合法JKの流出」として売られること)に完全に同意し、理解しているかは外部からは分かりません。万が一、出演者が「自分の動画がこんな売り方をされるとは聞いていない」と主張した場合、「流出」というフレーム自体が運営者を不利にする武器になり得ます。

学ぶべき構造と、真似すべきでないライン

DAKKIの読者向けに整理します。

LOK NOTEから学ぶべき構造は明確です。コンテンツに物語を被せることで、「買う」ではなく「体験する」に変換した設計。X集客で衝撃と好奇心のフックを作り、myfansで回収する2段構造。凍結前提で再現可能な投稿フォーマット。連番によるコレクション性。これらは、コンセプトをJK以外に変えたとしても応用できる汎用の構造です。

真似すべきでないラインも明確です。未成年を連想させるマーケティング、「特定・晒し」フォーマットの流用、出演者への説明が曖昧なまま「流出」として売ること。この3つは、バズのための道具としては短期的に機能しますが、プラットフォームの規約変更・社会的批判・出演者からの訴え、いずれかの形で精算を求められるリスクを常に抱えています。

個人的な予測を書きます。LOK NOTEは今、月間1位を獲るほどのスピードで伸びていますが、この手法のまま1年走り続けられるかは、かなり怪しいと見ています。理由は、Xの凍結頻度(既に何度も変えている)、「JK」連想マーケティングへのプラットフォーム側の締め付け強化の可能性、そして模倣者の参入による差別化の消失。構造が強い分、コピーされやすい。コピーされたとき、オリジナルに残る価値は何かを、この運営者はまだ設計していないように見えます。

まとめ

LOK NOTEは、「合法JKの流出ノート」というフィクションを、コンテンツ・X集客・プラン設計の三層で完璧に組み上げたアカウントです。架空のAI画像と物語で衝撃と好奇心を煽り、myfansで回収する。凍結に強い再現性のあるフォーマットと、連番によるコレクション性で月間1位まで駆け上がった。学ぶべきは「物語で体験に変換する」構造であり、真似すべきでないのは「未成年連想」「特定・晒しの娯楽化」「出演者への説明の曖昧さ」のラインです。短期のバズと長期の持続性は別物で、この手法がどこまで走れるかは、規約と社会の風向き次第。面白いアカウントですが、参考にする場合は構造だけを抜いてください。手法をそのまま真似した人から順に、退場することになると思います。

監修・編集

しろいぬ君

myfansクリエイターの運用、SNS集客、収益化設計を分析するDAKKI編集部の監修担当。

Xではmyfans関連の運用ノウハウや市場分析を発信しています。

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