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【M女ジャンル1位の設計図】『かる』のmyfans戦略を大解剖|"素人×顔出しなし"で11万フォロワーを積んだ完全非対面ブランディング

【M女ジャンル1位の設計図】『かる』のmyfans戦略を大解剖|"素人×顔出しなし"で11万フォロワーを積んだ完全非対面ブランディング

myfansのM女ジャンルで日間1位、中出し3位、素人20位。投稿293本、フォロワー11.3万、Xは31.6万フォロワー。

この数字だけ見れば「トップクリエイターの一人」で片付けられる。だが、かる(@rehinf)の本当の凄みは数字の大きさじゃない。特定の出演者に依存しない設計で、2022年5月から3年以上にわたって安定運用を続けている構造そのものにある。

約70名のクリエイターをプロデュースしてきた立場から断言すると、myfansで「属人性を排除しながらブランドを成立させている」運用者は極めて少ない。かるはその数少ない成功例の一つです。

この記事では、かるのmyfansアカウントを「コンセプト設計」「集客導線」「出演者の募集構造」「プラン設計」の4軸で分解します。前回解剖したLOK NOTEがAI架空コンテンツ×短期爆発型だったのに対し、かるは実在素人×長期積み上げ型。同じ「顔出しなし・非対面」でも真逆のアプローチなので、比較しながら読むと学びが多いはずです。

特定の出演者に依存しない、いわゆる裏垢男子型の設計だ

かる(@rehinf)の基本データ

まず全体像を押さえておく。

  • myfans: 投稿293本 / フォロワー113.6K / いいね159.6K

  • X(@rehinf): フォロワー31.6万 / 2022年5月開始

  • ジャンル別ランキング(日間): M女1位 / 中出し3位 / 素人20位

  • プラン: basic ¥2,610〜/月(73本)、ほぼ全部見放題 ¥4,485〜/月(208本)、Free ¥0(81本)

  • 1本あたり単価: 約¥47(おすすめプラン基準)

注目すべきは「1本あたり¥47」という訴求。これはプロフィールの冒頭に明記されている。myfansの料金表示は月額なので、ユーザーは「高いか安いか」を直感で判断しがち。そこに「1本¥47」と出されると、一気に「安い」という認知に切り替わる。地味だが効くコピーライティングです。

コンセプト設計:「完全"素人"」という旗の立て方

かるのプロフィールにはこう書かれている。

最近裏垢でも主流になっている、プロ?の女性(夜の女性など)を雇ったりは一切してません。素人に拘ってます。そのため顔出し作品は少ないです。

この一文に、かるのブランド設計の核がすべて詰まっている。分解すると3つのレイヤーがある。

① 差別化宣言としての「素人」

myfansの男性クリエイターの多くは、夜職の女性やモデルを起用する。見栄えが良く、撮影に慣れているから回しやすい。だがその分「どこかで見たことある感」が出る。かるはそこに「素人に拘ってます」と真正面からカウンターを打っている。

これは単なるこだわりの表明ではなく、競合との明確な線引き。「プロを使っていない=演技ではなく本物の反応」という連想を、ユーザーに毎回させている。

② 「顔出しが少ない」を弱みでなく信頼に変換

普通なら顔出しが少ないのは不利。だがかるの場合、「素人だから顔出しできない」→「本当に素人なんだ」という論理が成立する。顔出しの少なさが素人である証拠として機能するわけです。

出演者を守りつつ、その事実自体がブランドの裏付けになるという二重構造。これを意図的にやっているなら相当に設計が上手い。

③ 特定の女性に依存しない

「毎回違う一般女性が出演する」構造は、運用者にとって最大のリスクヘッジでもある。特定の出演者が辞めたら終わり、というアカウントは山ほど見てきた。かるの場合、どの出演者が抜けても「かるの世界観」は損なわれない。人ではなく体験にブランドが紐づいている。

3層の集客導線:X → TIPS → myfans / であいふぉーむ

かるの導線設計は、myfansクリエイターの中でもかなり洗練されている。

第1層:X(31.6万フォロワー)

Xの運用を見ると、投稿の大半は「中イキ」に関するノウハウ発信と、出演者とのエピソード報告。ここが巧い。

普通のmyfansクリエイターはXで「新作出しました」「サンプルです」と作品告知をする。それ自体は間違いではないが、告知はフォロワーにしか届かない

かるはXで「中イキの方法」「ポルチオのオーガズム確率」「体位ごとの違い」といった知識コンテンツを投稿している。これはフォロワー以外にも拡散される。実際、「中イキ出来ない」「興奮とオーガズムの関係」といった投稿は、検索やおすすめ経由で新規ユーザーに届き続ける。

つまり、Xは「告知板」ではなく「流入装置」として設計されている。

第2層:TIPS記事(ノウハウの深掘り)

プロフィールにTIPS記事へのリンクがある。Xの短い投稿で興味を持った層を、長文の「中イキ方法」記事に誘導する構造。

これがいわゆるリスト化の役割を果たしている。Xの140字(実質もう少し長いが)で触れた内容を「もっと知りたい」と思った人がTIPSに飛ぶ。そこで信頼が積まれる。「この人は本当に詳しい」「実践に基づいている」という認知が形成される。

第3層:myfans(収益化)と であいふぉーむ(出演者募集)

TIPS記事まで読んだ層は、かるに対して一定の信頼を持っている。その状態でmyfansに誘導されれば、課金のハードルは大幅に下がる。

同時に、であいふぉーむ(Googleフォーム)を通じて出演者の募集も行っている。つまりXの31.6万フォロワーは「視聴者の母集団」と「出演者の母集団」を兼ねている。一つの集客チャネルで二つの目的を達成するのは効率的です。

まとめると、導線は以下の通り。

  • X → 知識コンテンツで興味喚起 → TIPS記事で信頼構築 → myfans課金

  • X → 知識コンテンツ+出演エピソード → であいふぉーむで出演者応募

この「教育型ファネル」は、myfansの男性運用者ではほとんど見かけない。情報商材やBtoBマーケで使われる手法をアダルト領域に持ち込んでいるわけで、マーケティングの解像度がかなり高い人物だと推測できる。

であいふぉーむの設計:「同意」と「選別」の構造

であいふぉーむ(Googleフォームによる出演者募集)は、かるの運用の中でも特に独自性が高い部分。ここを運用者視点で分析する。

選別フィルターとしての設計

フォームには年齢、体型、会える場所、連絡手段など基本的な情報に加え、「したいこと / してもOK / 絶対NG」のマトリクスが設置されている。

これは単に相手の好みを知るためだけのものではない。事前に合意範囲を明文化する仕組みとして機能している。フォーム入力の段階で「NG項目を書いてください。当日言われるとテンション下がる」と明記することで、当日のトラブルを事前に潰している。

動画撮影・公開の同意を段階化

撮影・公開の同意は5段階に分かれている。

  • 完全顔出しOK(謝礼10万円〜)

  • アイマスク or マスク or 薄ボカシ(謝礼1万〜5万円)

  • しっかりボカシでOK

  • NG(会えない)

この設計が巧妙なのは、撮影NGの人とはそもそも会わないと明示している点。つまりフォームに回答する時点で「撮影OK」が前提条件になる。応募者は自分の意思で段階を選び、謝礼額も理解した上でフォームを送信する。

運用者としてこの構造から学べるのは、「同意の取り方」の設計。myfansで出演者と撮影する場合、口頭での同意だけではトラブルの元になる。フォームで書面的に残し、かつ段階を細分化することで、双方にとって安全な枠組みを作っている。

「撮影OKが会う条件」という逆転の発想

通常、出演者募集は「会ってみて、撮影OKなら撮る」という流れになりがち。かるはこれを逆転させて「撮影OKの人だけ会う」にしている。結果として、会った後に揉める確率が極めて低い構造になっている。

上部には自身の紹介をこれでもかと行っている

プラン設計:「時間で区切る」料金モデル

かるのプラン設計は、myfansの中でもユニークな構造を持っている。

basic(¥2,610〜/月 / 73本)

「概ね過去半年分が見られる」プラン。ポイントは、半年以上経った作品は定期的にこのプランから削除されるという仕組み。つまり、basicで見られるコンテンツは常に入れ替わる。

これは「古い作品を見たければ上位プランへ」という自然なアップセル導線になっている。ユーザーからすると「あの動画がなくなった」→「上のプランにすれば見られる」という流れ。不満ではなく、欲望をドライバーにした設計です。

ほぼ全て閲覧可(¥4,485〜/月 / 208本)

過去作品を含めて一気に見られるプラン。「ほぼ」としている理由は、かなり昔の作品は紐づいていない可能性があるから、と正直に説明されている。

ここで注目すべきは、「見たい作品があればリプしてくれれば紐付けを検討」という記述。これは単なるサービスではなく、ユーザーとのコミュニケーション接点を意図的に作っている。リプが来ればユーザーの嗜好データが取れるし、対応すること自体が信頼構築になる。

Free(¥0 / 81本)

81本の無料サンプル。全293本のうち81本が無料というのは、比率にして約28%。かなり太っ腹に見えるが、これも計算されている。無料で十分な量を見せることで「この先にもっと良いのがある」と思わせる。いわゆるフリーミアムの定石です。

12ヶ月バンドルの囲い込み

「12ヶ月プランは9ヶ月分の料金で登録できる」というバンドル販売も実施。年間で25%オフは大きい。一度年間契約を結んだユーザーは解約しにくくなるし、LTV(顧客生涯価値)が一気に上がる。

半年以上経った作品は定期的にこのプランから削除される

LOK NOTEとの比較:同じ「非対面・顔出しなし」でも設計が真逆

前回解剖したLOK NOTEと並べてみると、設計思想の違いが鮮明になる。

LOK NOTE: AI生成画像で架空のJK流出を演出 → 短期バズ → 月間1位獲得。フィクション全振り。

かる: 実在の素人女性が出演 → 3年間の積み上げ → M女ジャンル1位を維持。リアル全振り。

共通点は「出演者の顔を出さない」「運用者自身が全面に出ない」こと。だが、LOK NOTEはコンテンツの虚構性をエンタメに変換したのに対し、かるはコンテンツのリアルさを信頼に変換した。

運用者として学ぶなら、自分がどちら側の設計に向いているかを考えるのが重要。短期勝負でバズを狙えるならLOK NOTE型、地道に積み上げて長期で勝つならかる型。どちらが正解というわけではなく、自分のリソースと性格に合うほうを選ぶべきです。

運用者が「かる」から盗むべき5つのポイント

  1. ジャンルを一つに絞り切る — 中イキ×素人×顔出しなし。ブレない軸が293本の一貫性を作っている

  2. Xを告知板ではなく教育メディアにする — ノウハウ発信でフォロワー外にリーチし、信頼を積む

  3. 出演者を「募集」ではなく「選別」する仕組みを作る — フォームの事前同意設計はそのまま使える

  4. プランを「時間」で区切る — 古い作品の移動がアップセルの自然な導線になる

  5. 1本あたり単価を明示する — 月額表示だけでなく「¥47/本」の訴求がコンバージョンに効く

よくあるご質問

Q. かるのように素人にこだわる運用は、出演者の確保が難しくないですか?

正直、難しい。だがかるはXの31.6万フォロワーという母集団と、であいふぉーむの段階的同意設計で、その問題を構造的に解決している。「出演者が集まらない」と嘆く前に、まず集客チャネルと応募導線を整えるのが先です。

Q. 顔出しなしでもフォロワーは伸びますか?

かるの11.3万フォロワー、LOK NOTEの急成長、どちらも顔出しなし。要は「顔の代わりに何を見せるか」の問題。かるの場合は「中イキのリアルな反応」がそれにあたる。顔がなくても、コンテンツの核が明確なら伸びます。

Q. 293本の投稿数は真似できる気がしません…

かるは2022年5月開始で293本。約3年で割ると月8本弱。週2本ペース。決して非現実的な数字ではない。最初から293本を目指すのではなく、「週2本を3年続ける」と考えれば見え方が変わるはずです。

まとめ

かる(@rehinf)は、myfansにおける「素人特化×長期積み上げ×非対面」ブランディングの教科書的な存在。特に学ぶべきは以下の3点。

  • コンセプトを一つに絞り、全てのチャネルで統一する — X、TIPS、myfans、であいふぉーむの全てが「中イキ×素人」で貫通している

  • Xを「教育メディア」として使い、知識→信頼→課金の導線を設計する — 告知ではなくノウハウで集める

  • 出演者の同意を段階的に設計し、撮影OKを前提条件にする — であいふぉーむの構造は、出演者と撮影するすべての運用者が参考にすべき

もしあなたが「顔出しなし・非対面でmyfansを運用したい」と考えているなら、LOK NOTEと合わせてかるの構造を研究することをおすすめします。フィクションで行くか、リアルで行くか。その判断の基準がこの2つの解剖記事にあります。

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監修・編集

しろいぬ君

myfansクリエイターの運用、SNS集客、収益化設計を分析するDAKKI編集部の監修担当。

Xではmyfans関連の運用ノウハウや市場分析を発信しています。

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