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【届出してないと違法】myfansと風営法|映像送信型性風俗特殊営業の届出が必要な人・不要な人の境界線

【届出してないと違法】myfansと風営法|映像送信型性風俗特殊営業の届出が必要な人・不要な人の境界線

この記事の要約

myfansでは、プラットフォーム運営側の届出と、クリエイター本人の届出義務は別に考える必要があります。アダルトコンテンツを有償で配信する場合、映像送信型性風俗特殊営業に該当する可能性があります。

この記事では、届出が必要になりやすいケース、実務上の手続き、無届リスクを整理します。自己判断で済ませず、活動内容や所在地に応じて警察署や専門家へ確認してください。

myfansと風営法の話をすると、必ず返ってくる言葉があります。「myfansの運営が届出してるから、クリエイターは何もしなくていいんですよね?」。これが、この業界で一番広く信じられている間違いです。 myfansが映像送信型性風俗特殊営業の届出をした上で運営されているのは事実ですが、それはプラットフォームとしての届出であって、あなたの営業の届出ではありません。アダルトコンテンツを有償で配信するクリエイターは、原則として本人にも公安委員会への届出義務があります。届出せずに配信すれば、それは無届営業。6ヶ月以下の懲役または100万円以下の罰金(併科あり)という、れっきとした風営法違反です。

僕は行政書士でも弁護士でもないので、この記事は約70名のクリエイターの届出実務に立ち会ってきた現場側の整理です。個別ケースの最終判断は管轄の警察署か風営法専門の行政書士に確認してください。ただ、「自分は届出が必要な側なのか」の当たりを付けるところまでは、この記事で十分に判断できるはずです。

映像送信型性風俗特殊営業とは何か。条文を日本語に訳す

根拠は風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律(風営法)第2条第8項です。条文をそのまま読むと目が滑るので、要件を分解して訳します。

「専ら、性的好奇心をそそるため、性的な行為を表す場面または衣服を脱いだ人の姿態の映像を、電気通信設備を使って客に見せる営業」。 つまり、①アダルトな映像を、②インターネット経由で、③客に見せることを、④営業として(=お金を取って反復継続的に)やること。この4つが揃うと映像送信型性風俗特殊営業に該当し、公安委員会への届出が必要になります。ライブチャット(チャットレディの個人事業型)、アダルト動画のサブスク配信、PPV販売。形式は問いません。myfansだろうがCandFansだろうがFC2だろうが、法律から見れば全部同じ「映像送信」です。

ポイントは、この法律が店やサイトの運営者だけでなく、営業の主体それぞれにかかることです。myfansというサイトの営業はmyfans運営の届出でカバーされますが、あなたのアカウントでの配信は、あなた自身の営業。だから届出もあなた名義で必要になる。実際、myfansも2024年以降、アダルトを扱うクリエイターに対して届出を求める運用に舵を切っています。「知らなかった」で済む時期は、もう終わっているんです。

本題。届出が必要な人・不要な人の境界線

ほぼ確実に「必要」な人

myfansで、性行為やそれを連想させる行為、あるいは裸体が映るコンテンツを、サブスクやPPVで販売している人。これは要件のど真ん中で、議論の余地なく届出が必要です。副業でも、月数千円の売上でも、顔出しなしでも関係ありません。「営業」の判定は規模ではなく、有償で反復継続しているかで決まります。週1投稿の副業クリエイターも、法律から見れば立派な営業者です。カップルアカウントの場合は、営業主体が誰か(どちらか一方か、共同か)を整理した上での届出になります。

判断が分かれる「グレー」の人

着エロ、下着、水着、手ブラのような「脱いでいるとも言い切れない」路線。ここは条文の「専ら性的好奇心をそそるため」「衣服を脱いだ人の姿態」の解釈問題になります。営業の全体像として性的好奇心に応えることが主目的と見られれば該当し得るし、グラビア写真集の延長と評価される余地もある。この判断を自己判断でやるのが一番危ないので、グレー路線の人こそ、コンテンツのサンプルを持って警察署の生活安全課か行政書士に事前相談してください。相談した事実自体が、あなたを守る材料になります。

もう1つのグレーは「無料配信のみ」の場合です。対価を取らなければ「営業」に当たらない可能性がありますが、myfansで無料だけということは実務上ほぼなく、集客用の無料投稿の先に有償プランがあるなら、全体として営業です。無料部分だけ切り出して「ここはセーフ」という理屈は通りません。

原則「不要」な人

まず、非アダルトで完結している人。着衣のグラビア未満、雑談、料理配信のような路線は対象外です。次に、事務所(法人)の営業として配信している専属クリエイター。事業の主体が法人で、法人がその営業の届出をしているなら、個人の届出は不要になり得ます。ただしここには落とし穴があって、「事務所に所属している」ことと「法人の営業として配信している」ことは別物です。収益の受け皿があなた個人のアカウント・あなた個人の口座なら、営業主体はあなたです。所属事務所に「届出はどうなっていますか」と聞いて、曖昧な答えしか返ってこないなら、その事務所自体を疑ってください。

届出の実務。どこに、いつ、何を出すか

自分は必要側だと分かったら、手続きです。全体像を先に。

  • 届出先: 営業の拠点(事務所。自宅で撮影・配信するなら自宅)の所在地を管轄する警察署の生活安全課(窓口経由で公安委員会に届け出る形)

  • 期限: 営業開始の10日前まで。届出から10日経過するまで配信を始めてはいけません

  • 主な書類(個人): 営業開始届出書、営業の方法を記載した書類、本籍記載の住民票、事務所の使用権限を疎明する書類など。様式は各都道府県警のサイトからダウンロードできます

  • 費用: 届出手数料は3,400円(自治体の窓口で確認を)

  • 単位: 届出は配信先のURLごとです。myfansなら「myfans.jp/あなたのアカウント名」を届出書に記載します。つまりアカウント開設が先、届出が次、配信開始が最後という順番が法律側から決まっている。アカウントを増やしたら追加の手続き、URLの変更や廃業時にも変更・廃止の届出が必要です

実務上の最大の壁は、賃貸住まいの人の「使用権限」です。自宅を営業の拠点として届け出る場合、賃貸物件だと貸主側の承諾の問題が絡み、ここで詰まる人が非常に多い。物件の契約内容や大家さんとの関係で解決策が変わる部分なので、正直、賃貸の人は最初から風営法専門の行政書士に依頼するのが早いです。相場は5万円前後から。書類作成と警察署とのやり取りを代行してくれて、しかもこの費用は経費です。10日ルールの逆算も含めて、開設スケジュール全体にどう届出を組み込むかは始め方の初期設計マニュアルで書いた通りです。

届出しても、許されないものは許されない

ここを誤解している人がいるので、はっきり書きます。届出は「アダルト配信をしてよい」という枠組みに入る手続きであって、何でもありの免許ではありません。

無修正の性器の配信・販売は、届出があろうがなかろうが、わいせつ物頒布等罪(刑法175条)で違法です。海外サーバーのサービスを使えば大丈夫という俗説も、日本国内から配信していれば摘発例があります。18歳未満が関わるコンテンツは児童ポルノ禁止法で論外。盗撮や、同意のない相手の映像も、性的姿態撮影等処罰法をはじめ複数の法律で犯罪です。コラボ相手や出演者がいる場合は、年齢確認と出演同意の記録を必ず残す。届出という「入口の適法性」と、コンテンツという「中身の適法性」は別のレイヤーで、両方揃って初めて合法な営業になります。

無届のまま走るとどうなるか

罰則は冒頭に書いた通り、6ヶ月以下の懲役または100万円以下の罰金です。「そんなの捕まった人いるの?」と思うかもしれませんが、無届のライブチャット事業者やアダルト配信者の摘発は現実に起きています。発覚の経路は、同業者や視聴者からの通報、別件(税務、流出トラブル、出演者との紛争)からの芋づる、そしてプラットフォーム側の届出確認の厳格化。特に最後は流れが変わっていて、myfans自身がクリエイターに届出を求める時代に、無届のまま大きく稼ぐことは年々難しくなっています。

そして無届で稼いだ後に「やっぱり出そう」と思っても、過去の無届営業の期間が消えるわけではありません。だから答えは最初から1つで、始める前に出す。すでに無届で配信してしまっている人は、放置を続けるより、行政書士に相談して速やかに届出を出し、以降を適法状態にするのが現実的なリカバリーです。

よくある質問

Q. 届出したら、家族や会社にバレませんか?
届出の内容が家族や勤務先に通知されることはありません。ただし書類に本籍記載の住民票が要るので、住民票を取る過程やレターの管理で家族に知られるリスクは自分で管理する必要があります。副業バレの本丸は届出ではなく住民税なので、そちらは確定申告側の対策の話です。

Q. 実家を事務所にして届出できますか?
拠点の実態と使用権限があれば可能ですが、親名義の家なら親の承諾の問題が出ます。「バレたくないから実家で」は矛盾するので、素直に自分の生活拠点で設計してください。

Q. 引っ越したらどうなりますか?
営業の拠点が変わるので変更の手続きが必要です。放置すると届出内容と実態がズレた状態になります。

Q. 警察署に行くのが怖いです。
分かります。でも生活安全課にとって映像送信型の届出は日常業務で、説教される場ではありません。それでも気が重いなら、行政書士に任せれば警察署とのやり取りごと代行してくれます。

まとめ

整理します。myfansでアダルトを有償配信するなら、あなた自身の届出が原則必要。グレー路線は自己判断せず事前相談。手続きは営業開始の10日前までに、拠点の管轄警察署へ。届出は無修正や年齢違反の免罪符にはならない。そして無届は「バレるかどうか」ではなく、罰則付きの違法状態を毎日更新していることと同じです。

面倒に見えますが、届出は一度出してしまえば終わる、数千円と半日の手続きです。それで「いつか摘発されるかも」という不安が消えるなら、この業界でこれほど費用対効果のいい防壁はありません。自分のケースが必要側なのか判断がつかない方、賃貸や実家などの事情で手続きが詰まっている方は、お問い合わせから状況を送ってください。判断の論点整理と、この分野に慣れた専門家への繋ぎ方まで含めて答えます。

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監修・編集

しろいぬ君

myfansクリエイターの運用、SNS集客、収益化設計を分析するDAKKI編集部の監修担当。

Xではmyfans関連の運用ノウハウや市場分析を発信しています。

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