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【2026年最新】CandFansの仕組み・収益構造・始め方を、現役プロデューサーが解説します

【2026年最新】CandFansの仕組み・収益構造・始め方を、現役プロデューサーが解説します
目次

前回の記事ではmyfansの解説記事を書きました。今回はその続編として、myfansとよく比較されるもう1つの主要プラットフォーム、CandFans(キャンドファンズ)について解説します。

私自身、約70名のクリエイターさんを見てきた中で、CandFansを使っている子もmyfansを使っている子も、両方を併用している子もいます。それぞれに得意分野と弱点があり、「どちらが優れている」という単純な話ではありません。

今回はCandFansの仕組みと収益構造、myfansとの違いを、現役プロデューサーの視点でまとめます。

CandFansとは何か

CandFansは、株式会社Adolescenceが運営する、日本発のファンクラブ型SNSプラットフォームです。所在地は東京都新宿区。日本国内のファンクラブ型サービスとしては、myfansに次ぐ規模を持つTOP3クラスのプラットフォームです。

myfansに次ぐファンクラブサイト

簡単に言えば、月額制でクリエイターのコンテンツを楽しめる、定額制インスタグラムのようなサービスです。アダルト寄りのコンテンツにも対応しており、グラビア、フィットネス、料理、音楽、コスプレなど、幅広いジャンルのクリエイターが活動しています。

CandFansの最大の特徴は、完全な日本語対応にあります。サイト全体のUIから問い合わせ対応まで、すべて日本語で完結しています。OnlyFansのような海外サービスに抵抗を感じる方や、英語でのやり取りが不安な方にとって、これは大きな安心材料になります。

また、運営側ですでに「映像送信型性風俗特殊営業」の届出を取得しているプラットフォームでもあります。ただしこれは「プラットフォーム自体の届出」であって、アダルトコンテンツを配信するクリエイター個人の届出義務がなくなるわけではない点には注意が必要です。この点は3本目のmyfans解説でも詳しく書いた通りです。

CandFansの収益構造

クリエイターがCandFansで収益を得る方法は、myfansと似ていますが、いくつか独自の機能があります。

様々な形で収入を確保できます

・月額プラン(サブスクリプション)
ファンが月額料金を支払うことで、限定コンテンツにアクセスできる仕組みです。月額料金はクリエイター側で自由に設定でき、500円から10,000円の範囲で決められます。myfansが50円から50,000円と幅広いのに比べると、レンジは少し狭めです。

実際の中心価格帯は500円から2,000円で、myfansとほぼ同じ感覚で設定できます。

・単品販売
特定のコンテンツを単品で販売できます。月額会員になっていないファンに対しても、興味のあるコンテンツだけを購入してもらえるので、コンテンツの間口を広げる役割があります。

・バックナンバー販売
これはCandFans独自の特徴的な機能です。過去の月額プラン投稿を、後から加入したファンに販売できます。たとえば「2024年1月分のコンテンツを今買いたい」というファンに対して、その月だけ買ってもらう形式が可能です。

長期間活動しているクリエイターほど、バックナンバーの蓄積が「資産」になっていく仕組みで、活動歴の長いクリエイターには特に有利な機能と言えます。

・DM個別販売
ファンとの個別DMの中で、追加コンテンツを販売できます。ここはmyfansと同じです。

・チップ機能
ファンがクリエイターに対して、月額プランや単品販売とは別に、自由な金額のチップを送れる機能です。コアファンからの追加収益として機能します。

手数料
CandFansの手数料は、シンプルに売上金額の20%(税別)、税込で22%が一律で差し引かれます。myfansがクリエイターのランクによって17.6%〜22%(税込)の3段階で変動するのに対して、CandFansはランクに関わらず一律22%(税込)。新規参入したクリエイターでも、ベテランクリエイターでも、同じ手数料率です。

つまりクリエイター側の取り分は売上の78%。myfansの最高ランク(プレミアムクリエイター)の82.4%と比較すると数%劣りますが、myfansの一般クリエイター(78%)と同じ水準です。手数料率の透明性とシンプルさが、CandFansの特徴と言えます。

CandFansで稼ぐ仕組み

ここはmyfansとほぼ同じ話になります。

CandFansも、アカウントを作っただけでは1円も稼げません。プラットフォーム内の検索機能やランキングはありますが、それだけでファンを獲得して収益化するのは現実的ではありません。

CandFansで稼ぐためには、X(旧Twitter)、Threads、Instagram、TikTokなどのSNSで集客アカウントを育てて、そこからCandFansへ流し込む導線設計が必須です。

CandFansでは、X上でクリエイターを探す際の検索ハッシュタグとして「#candfans」が広く使われています。新規ファンを獲得するクリエイターの多くは、Xで日常的にコンテンツを投稿し、固定ツイートやプロフィールリンクからCandFansページへ誘導する流れを作っています。

約70名のうち、CandFansで結果を出しているクリエイターは全員、Xでの集客アカウントを真面目に運用しています。逆にCandFansだけで完結させようとしたクリエイターは、ほぼ稼げないまま離脱していきました。

ここはmyfansと同じく、CandFansを始める前に必ず押さえておくべき最重要ポイントです。

CandFansの始め方

CandFansの登録は、myfansと比べて手順がシンプルで、初心者でも始めやすい印象があります。

1. アカウント作成
公式サイトの新規会員登録ページから、メールアドレスまたはXアカウントで登録します。メールアドレスで登録した場合は、本人確認メールが届くので、メール内のURLをクリックして認証を完了させます。

2. クリエイター登録
アカウント作成後、自分のホーム画面からクリエイター申請を行います。本人確認書類のアップロード(運転免許証、マイナンバーカード、パスポートなど)と、振込先口座情報の登録が必要です。

ここで1つ注意点があります。口座情報に誤りがあると、送金エラーとして400円の手数料が発生します。慎重に入力してください。

3. プロフィール設定・プラン作成
プロフィール画像、自己紹介文、ピックアップハッシュタグ、月額プランの設定を行います。アダルト系コンテンツを配信する場合は、プロフィール編集画面で「アダルト系ファンサイトとして配信する」をONに設定する必要があります。

4. 審査・承認
審査は通常1営業日以内に完了します。これはmyfansよりも明らかに早いです。承認されればすぐにファンクラブ運営をスタートできます。

5. 出金設定
CandFansの最低出金金額は3,000円からです。これは業界の中でもかなり低い設定で、myfansが10,000円から、OnlyFansが20米ドル(約3,000円)からなので、初心者でも比較的早い段階で初めての出金を体験できます。

CandFansで稼げる金額のリアル

myfans解説でも書いた通り、ファンクラブ系プラットフォームの収益は、上位と下位の格差が極めて大きいです。CandFansも例外ではありません。

私が見てきた約70名の中で、CandFansで活動していたクリエイターの月収分布をざっくり言うと、月収10万円未満が5割程度、月収10万〜30万円が3割程度、月収30万〜100万円が1.5割程度、月収100万円以上が0.5割程度、というイメージです。

myfansよりも全体的に分布が下に寄る傾向があります。これはCandFansが悪いという話ではなく、myfansの方がトップクラスのクリエイターが集中しやすく、CandFansは中堅以下のクリエイターが層として厚いという業界の構造的な傾向によるものです。

ジャンル別の傾向としては、myfansと同じくアダルト系が単価・客単価ともに最も高く、次いでグラビア系、コスプレ系、一般向けの清楚系という順になります。

ただし、CandFansには「バックナンバー販売」という独自の収益源があるので、長期間活動している中堅クリエイターには特に有利です。活動歴2年以上のクリエイターになると、毎月の月額プラン収益と同じくらい、バックナンバー販売からの収益が積み上がるケースもあります。

CandFans公式ページの引用

CandFansの注意点・リスク

CandFansを始める前に知っておくべきリスクは、myfansとほぼ共通しています。

身バレリスク
CandFansに投稿したコンテンツが、SNSや他サイトに転載されるリスクは常にあります。完全に防ぐことはできません。

なお、CandFansには「GEOブロック機能」があり、特定の地域からのアクセスを拒否できます。たとえば自分の出身地だけアクセス制限をかける、といった使い方が可能です。これはmyfansにはない機能で、身バレ対策として地味に効きます。

規約違反のリスク
CandFansにも独自のガイドラインがあります。違反すると警告、場合によってはアカウント停止になる点はmyfansと同じです。投稿前に必ず規約を確認してください。

法的届出の必要性
これは3本目のmyfans解説でも詳しく書きましたが、CandFansでアダルトコンテンツを専ら配信して収益を得る場合、クリエイター個人として「映像送信型性風俗特殊営業」の届出が必要です。CandFans運営自体が届出を取得していても、クリエイター個人の届出義務はなくなりません。

無届で配信した場合、風営法第52条により6ヶ月以下の懲役または100万円以下の罰金が科せられる可能性があります。CandFansを始める際も、必ず届出の準備を並行して進めてください。

メンタル面のリスク
ファンとのやり取りやコメント対応で、精神的に消耗するクリエイターが多い点も、myfansと同様です。

CandFansが向いているクリエイター

最後に、約70名見てきた中で見えてきた「特にCandFansが向いているクリエイター」の傾向をまとめます。

長期戦で活動する予定のクリエイター
バックナンバー販売の仕組みを最大限活用できるのは、長期間コンテンツを蓄積していくタイプのクリエイターです。短期間で稼いで撤退するつもりのクリエイターには、CandFansよりmyfansの方が向いている場合があります。

出金頻度を高くしたいクリエイター
最低出金金額3,000円という低さは、毎月コンスタントに収益を引き出したいクリエイターには大きなメリットです。最初の数ヶ月で「実際にお金が振り込まれた」という実体験を得やすいので、モチベーション維持にもつながります。

日本語のみで完結させたいクリエイター
OnlyFansやFanslyのような海外サービスに抵抗があるクリエイターには、完全日本語対応のCandFansは安心して使えるプラットフォームです。

逆に、長期的にトップクラスを目指して手数料率を下げていきたい人や、月額プランの上限を高く設定したい人には、myfansの方が向いている場合もあります。myfansはランクが上がればCandFansより手数料が低くなる仕組みなので、規模が大きくなるほどmyfansの優位性が出てきます。

最後に

CandFansは、myfansと比べると派手さはありませんが、長期的に活動するクリエイターにとっては実用的な機能が揃ったプラットフォームです。バックナンバー販売、低い最低出金金額、完全日本語対応、シンプルな手数料設計、これらは地味ですが、毎日活動するクリエイターには確実にプラスに働きます。

手数料率はmyfansの一般クリエイターと同じ22%(税込)で、ランクアップによる優遇がない代わりに、最初から計算しやすく予測しやすいというメリットがあります。

myfansとCandFans、どちらか一方を選ぶ必要はありません。実際に約70名見てきた中でも、両方を併用しているクリエイターは少なくありません。リスク分散の観点からも、複数のプラットフォームで活動することは合理的です。

次回は、myfansとCandFansの比較を、もう少し具体的な数字とケーススタディで詳しく書こうと思います。

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