はじめに
DMの返信率は、業界平均で1〜3%って言われてます。 100通送って、返ってくるのは1〜3人。
ただ、これは「テンプレで撒いてる人」の数字です。 僕の場合、コンディションが整ってる時の返信率は8〜12%。 別に魔法を使ってるわけじゃなくて、「即ブロックされる文」をまず踏まないようにして、その上で「返したくなる文」の構造を組み立ててるだけです。
この記事では、約70名のプロデュースを通して送ってきた数百通のDMから、
返ってきた文
既読スルーされた文
即ブロックされた文
を比較して、何が境界線になっていたかを書いていきます。
実際に僕が使っているDMの台本も、後半で4パターン全文公開します。
なぜDMは返ってこないのか
まず前提を整理させてください。 返信率が低い人の文章を100通くらい見せてもらって気づいたんですが、ほぼ全員が同じ勘違いをしてます。

それは「相手は自分の文章を読んでいる」という前提に立ってること。
実際の相手の動きはこうです。 DMが届く → 通知でプレビューの最初の2行を見る → そこで「あ、業者だ」と判断したら開かない → 数日経って、まとめてブロック。
つまり、相手は本文を読んでません。 読まれる前に、最初の2行で「業者かどうか」のフィルターを通過しないといけない。
ここを理解せずに「中身は誠実だから読めば伝わるはず」と思って書いてる人が、本当に多いです。 僕も最初はそうでした。
即ブロックされるDMの典型パターン
ここからは具体例で見ていきます。 僕自身が最初の半年で送って、ものの見事に全滅した文章のパターンです。
パターン1:1通目から「月100万」を持ち出す
「初めまして!今、myfansで月100万円稼げる副業をご紹介しています…」
これは即ブロックされます。 理由はシンプルで、相手は「楽して稼げる系の詐欺」と完全に判定してます。
数字を出すなら、相手の現状から逆算した試算で出さないと刺さりません。 「あなたなら月○万円が現実的だと思います」という、相手にだけ刺さる数字でないと、誰にも刺さらないんです。
「月100万」「最高月収3,200万円」みたいな数字を1通目で出すのは、コピペ業者の典型動作なので、相手も慣れてます。
パターン2:1通目で「LINE教えてください」「公式LINEに登録してください」
最初のメッセージで個人連絡先を要求する。 これは「相手の警戒心がゼロであることを前提にした」設計です。
冷静に考えてみてください。 初対面の相手から「電話番号教えて」って言われて、教える人いますか? それと同じことをDMで要求してるわけです。
LINE交換は、3〜4回やり取りした後、「この後の話、LINEの方が楽だったら教えてもらえます?」くらいのトーンで初めて成立します。 1通目で要求した時点で、相手は「個人情報を抜きにきた」と判断します。
パターン3:「弊社」「弊事務所」を連発する
堅すぎる文章は、組織的なスカム業者と区別がつきません。 本当にちゃんとしてる人ほど、「僕」「うちの方で」くらいの距離感で書いてます。
「弊社」「貴殿」「ご清祥のこととお慶び申し上げます」みたいなビジネス文書テンプレで来るDM、本当に多いんですが、これは全部スパム扱いされます。 相手の頭の中では「これ、何百人にも同じ文章で送ってるな」が確定します。
パターン4:絵文字とビックリマークの嵐
✨初めまして!!!○○さんの投稿いつも見てます🌟💕myfansって知ってますか?🥺絶対稼げる副業ですよ!!!✨
これも論外です。 本当に1人に向けて書いた文章は、絵文字が3個も4個もつきません。 絵文字の数=テンプレ度、と思ってもらっていいです。
返ってくる文に共通する5つの構成要素
逆に、返信率が高い文には例外なく以下5つが入っています。

1. 相手を見たうえでの一言
「いつも見てます」じゃダメで、「○月○日の○○のポストの、こういうところが良かった」まで踏み込む。 これがあるかないかで、テンプレかどうかの判定が一発で変わります。
ここに5分かけられない人は、たぶんDM営業に向いてないです。 逆にここに5分かければ、返信率は確実に倍以上になります。
2. 自分の立場の簡潔な開示
「誰なのか」を、押し付けがましくない範囲で書く。 「○○というSNSで、○名くらいの女性のサポートをしてるプロデューサーです」くらいでいいです。
ここで「弊社は…」「私の経歴は…」って長く書く人いますが、ノイズです。 相手は「あなたが誰か」より「自分にとってどういうメリットがあるか」を知りたい。 立場の説明は3行以内で終わらせます。
3. 押し売りしないことの明示
「興味なければスルーで大丈夫です」を、明示的に書く。 これがあるだけで、相手の警戒心が一段下がります。
逆説的ですが、「断る余地がある」と感じさせた方が、人は話を聞いてくれます。 出口を見せてから入口を開く、という構造です。
4. 具体的なオファー
「興味ないですか?」だけだと、相手は何にYESを返せばいいかわかりません。 「無料で簡易試算します」「アカウント診断レポートをお送りします」「15分だけ通話で話しませんか」みたいに、具体的な動詞で提示する。
このオファーが「相手にとって明らかに損のないもの」だと、返信率が一気に跳ね上がります。
5. 返信のハードルの極端な低さ
「『試算希望』とだけ返信いただければ」のように、一言で返せるように設計する。 長文の返信を求めると、相手は「返信を考えるのが面倒」で離脱します。
「Yes/Noで答えられる」「単語1つで返せる」を徹底するだけで、返信率は2倍になります。
僕が最初に犯した失敗
正直に書くと、僕も最初の半年は返信率1%未満でした。 100通送って、1人返ってくれば良い方。
何を間違えていたかというと、「自分が話したいこと」を書きすぎていたんです。 myfansの仕組みのメリット、自分の経歴、取り分の透明性、サポート体制…全部、相手が知りたいことじゃなく、僕が伝えたいことでした。
ある時、一人の女の子に「DM長すぎて読む気しなかった」って、後から正直に教えてもらって、そこから書き方を全部変えました。 1通目を「相手の話を聞くための入口」に振り切ったら、返信率が一気に8%まで上がりました。
DMは、自己プレゼンの場じゃありません。 相手の話を聞かせてもらうための、入場券みたいなものです。 入場券に長文を書く必要はないんです。
まず1つだけ、軽い実例を出します
ここまで読んでくれた方には、1パターンだけ全文公開します。 これはSNS(Instagram、X、TikTok)で活動してて、まだmyfans未経験の子に送るときのテンプレです。
○○さん、突然のご連絡失礼します。
○月○日に投稿されてた△△の写真、雰囲気がすごく綺麗で目に止まりました。
僕はmyfansというSNSで、約70名の女性のアカウント運用をサポートしているプロデューサーをしてます。
○○さんは今、SNSでの活動を本格化させていく予定とかありますか? もしご興味あれば、写真の雰囲気を見て、月にどのくらい収益化できそうか無料で簡単な試算をお送りしてます。
押し売りはしないので、興味あれば「試算希望」だけ返信いただければ大丈夫です。 スルーしていただいても問題ないです。
長文失礼しました。
これがベース型です。 構成要素5つが全部入っていることを確認してみてください。
このパターンだけでも、ちゃんと相手を見て「○月○日に投稿された△△」の部分を毎回書き換えれば、返信率は5〜8%まで上がります。
ここから先は、僕が実際に使い分けている残り3パターンと、返信が来た後の運び方、面談で必ず確認している項目を書いていきます。
正直、ここから先は同業者にあまり読まれたくない内容です。 ただ、変な業者が増えて業界全体の信頼が落ちる方が長期的には損なので、あえて公開します。
実際のDM台本 残り3パターン
パターンB:他プラットフォーム(CandFans等)からの転籍打診
これは一番センシティブな書き方が要求されます。 「うちに来ない?」を直接書くと、現所属の事務所への裏切り行為に誘導してると取られるので、晒される可能性があります。
○○さん、いつもCandFansで拝見しています。
コンテンツの雰囲気、すごく好きです。
僕はmyfans側のプロデューサーをしています。 押し売りで誘いに来たわけじゃなくて、ちょっと教えていただきたいことがあって連絡しました。
○○さんから見て、CandFansとmyfansの違いってどう感じていらっしゃいますか? 最近、CandFansからmyfansに移って収益が2倍以上になった子が3人続いて、自分の中で整理しきれていないところがあるので、現役側の感覚をうかがえると嬉しいです。
もちろん答えづらかったらスルーで大丈夫です。
「教えてください」スタンスで入る。 これは押し売りに見えないし、相手のプライドも保てます。 返信が来たら、そこから自然に「実際にうちに来てもらった子の事例」を出す流れに繋げます。
このパターン、絶対にやっちゃダメなのが「うちの方が条件いいですよ」と最初に書くこと。 それは引き抜きの実害が出るので、業界内で評判が一気に落ちます。 相手の話を聞いて、相手が自分から「移りたい」と言うまで、こちらから提案はしません。
パターンC:myfans既登録だけど伸び悩んでる子向け
○○さん、こんばんは。突然失礼します。
myfansの○○さんのアカウント、コンセプトが綺麗で前から気になってました。
僕、myfansで約70名のアカウント運用をサポートしているプロデューサーをしてます。 今のアカウント、たぶん投稿頻度とプラン設計を整えるだけで、月の売上が1.5〜2倍くらい変わる気がしていて。
無料でアカウント診断レポート(A4で2〜3枚くらいの簡易版)をお送りすることもできるので、もしご興味あれば「診断希望」だけ返信いただけると嬉しいです。
すでに他のプロデューサーさんと組まれてたら、本当にスルーしていただいて構わないので、ご無礼お許しください。
「すでに他のプロデューサーがいたらスルーで」を明記する。 これがないと「引き抜きDM」として晒される可能性があります。
このパターンで一番重要なのは、診断レポートを口だけで終わらせないこと。 返信が来たら、ちゃんとそのアカウントを30分くらいかけて見て、本当に2〜3枚のレポートを作って送る。 ここで手を抜くと「あ、口だけだ」って一発でバレて、契約に進みません。
パターンD:相互フォロー後、温まった関係からの本題
これが一番返信率が高いパターンです。 というか、関係が温まっていればほぼ100%返信があります。
○○さん、こんばんは。
いつもDMでやり取りしていただいてありがとうございます。
ちょっと真面目な話を一回だけさせてもらってもいいですか。
実は僕、myfansのプロデュース業もしていて、もし○○さんが今後活動の幅を広げたいタイミングがあれば、選択肢の一つとして話だけでも聞いてもらえないかなと思ってます。
今すぐとかではなくて、半年〜1年後のタイミングでも全然構わないです。
気が向いた時にだけ思い出してもらえれば。
ここまで関係性を温めてから本題に入ると、断られても関係は壊れません。 「半年〜1年後でも」という時間軸の余裕が、相手のプレッシャーを下げます。
このパターンに到達するには、最低でも2〜3週間、できれば1〜2ヶ月の関係構築が必要です。 ただ、一度ここまでいけば、その子が活動を始めるタイミングで真っ先に思い出してもらえます。 即効性はないけど、回収率は圧倒的に高い動き方です。
2通目で外す人が9割。返信が来た後の運び方
1通目で返信が来ても、2通目で雑な文章を返すと一気に冷めます。 2通目で必ず入れるのは以下3つ。
即レス(24時間以内、できれば数時間以内)
試算や診断を、本当に作って送る(口だけは即見抜かれる)
次のアクションを相手の選択肢にする(「電話する? LINE交換する? それともDMで続けます?」)
2通目テンプレ:
返信ありがとうございます!
簡単に試算してみたので添付します(テキストや画像で)。
内訳の根拠も書いてあるので、見ていただいて疑問あれば何でも聞いてください。 もしもう少し詳しく話したいなと思ったら、
・通話(15分くらい)
・LINEで続ける
・このままDMで続ける
のどれが○○さんにとって楽ですか?
僕はどちらでも大丈夫です。
選択肢を3つ出して、決定権を相手に渡す。 これだけで「営業されてる感」が消えます。
返信タイプ別の3パターン対応
返信が来たときの中身は、だいたい3パターンに分かれます。
① 「興味あります、詳しく教えてください」型 → 一番話が早い。試算を即送って、通話の打診まで一気に進めてOK。
② 「ちょっと話だけ聞いてみたい」型 → 慎重派。試算は送るけど、通話は提案するだけで押さない。「気が向いたら」のスタンスを保つ。3〜5回のDMでじっくり信頼を積む。
③ 「myfansってどんなサービスですか?」型 → 未経験者。プラットフォームの説明から入る必要がある。ここで仕組みを一気に説明しすぎず、相手の質問に答える形で小出しにする。
タイプを見極めずに同じ対応をすると、慎重派を押しすぎて逃したり、未経験者に専門用語を浴びせて引かせたりします。
NGワード集(送った瞬間にブロック率が跳ね上がる単語)
実データで返信率が下がることが明確なワード:
「絶対」「必ず」「100%」
「即日」「今すぐ」「今日中に」
「特別にあなただけ」「あなたを選びました」
「スカウト」「事務所」(直接的すぎる。「プロデューサー」「サポート」の方が柔らかい)
「弊社」「弊事務所」
過度な絵文字(🌟✨💕の連発)
「!」が3つ以上連続
「ご縁を感じて」(テンプレ感の象徴)
「LINE登録」「公式LINE」
数字+万円が1通目に登場する
逆に効くワード
「もしよければ」「もしご興味あれば」
「スルーしていただいても大丈夫です」
「失礼しました」「ご無礼お許しください」
「教えていただけると嬉しいです」
「気が向いたタイミングで」
押せば押すほど引かれるので、引きながら誘うのが基本姿勢です。
面談・通話で必ず確認する5項目
返信が来てやり取りが進んだ後、契約前の面談・通話で必ず聞く項目です。 ここを飛ばすと、後々のトラブル率が跳ね上がります。
1. 年齢確認(必ず身分証で。自己申告は絶対不可)
これは絶対に妥協してはいけません。 身分証なしで進めるのは、自分のビジネスを終わらせる行為です。 免許証、保険証、パスポートのいずれかを写真で送ってもらう。これは契約前の必須条件として最初に伝えます。
2. 現在の他プラットフォームでの活動状況
myfans以外で活動してるか、過去にしていたか。 重複契約は規約違反になる場合があるし、過去のアカウントが残っていて検索で出てくると、新アカウントのブランディングに影響します。
3. 顔出し可否・露出範囲の上限
顔出しOKか、首から下だけか、コスプレマスクならOKか。 水着まで、下着まで、ヌードまで、それぞれどこが上限か。 ここを曖昧にすると、後で「聞いてた話と違う」になります。
4. 周囲への秘匿希望のレベル
家族、恋人、職場、友人、それぞれにどこまで隠したいか。 特に身バレリスクの高いコンテンツを撮る場合は、契約前にしっかり確認しないと、後から本人がメンタル不調になります。
5. 目標月収と、活動に充てられる時間
「月100万円稼ぎたい」「でも週末しか時間がない」みたいなギャップがあると、後で必ず揉めます。 現実的なすり合わせを、最初の面談でやっておく。 無理な数字を約束しない、これがプロデューサーの最低限の責任です。

契約後によくある3つの落とし穴
最後に、契約が成立した後でよく踏む落とし穴を3つだけ。
落とし穴1:契約書を後回しにする
「とりあえず始めてみましょう」で契約書なしで動かすと、後から揉めたとき100%プロデューサー側が損します。 取り分、契約期間、退会時の条件、これだけは紙(電子契約でもOK)で残す。
落とし穴2:最初の1ヶ月で結果を求めすぎる
契約してきた子に、いきなり「月50万円目指しましょう」と言うと、ほぼ確実に途中で折れます。 最初の1ヶ月は「環境に慣れてもらう」期間と割り切る。数字は2〜3ヶ月目から本格的に追う。
落とし穴3:自分が「お金を稼がせる人」だと思ってしまう
これが一番大事です。 プロデューサーは「お金を稼がせる人」じゃなく、「相手が稼げる環境を整える人」です。 主役は本人であって、こちらじゃない。 この立ち位置を間違えると、相手は必ず離れていきます。
まとめ
DMは、テクニックの前に「相手を一人の人間として扱ってるか」が全部出ます。 テンプレで撒いてる時点でほぼ負け確定で、相手を見てから書いた1通の方が、テンプレ100通より結果が出ます。
返信率が低い人は、まずこの記事のパターンA〜Dを自分の言葉に置き換えて、3人だけでいいから「ちゃんと見て」送ってみてください。 1人返ってくれば、それで十分元は取れます。
質問あればXのDMでも気軽にどうぞ。




